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最近身体がだるい、疲れが取れない、などの悩みはありませんか?
一日24時間のうち、布団に入っているのは、なんと一日の1/4の時間です。人間の睡眠時間は、平均して平均6~7時間と言われています。1年にすると、合計91日間も布団の中で過ごしていることになります!
自分でも計算してびっくりしましたが、それだけ長い時間身を預ける先がベットです。
自分の疲れを癒し、明日を生きるための活力の元となるのが睡眠であります。さらに睡眠といってもその自分の体を支えてくれるマットレスがキーワードになってきます。
自分の体重をずっと支えてくれて、休む場所を与えてくれる。素敵な存在ですよね。
だからこそ、自分にあったマットレス選びが大切になってくるのです!今回はそんなマットレス選びのお役に立つ情報をお届けします!
マットレスどう選ぶ?基準は?経済産業省の調査報告書を参考にする
大学と企業の研究結果、事例を見ても、体圧分散性など機能性に優れたマットレスを使用することで、唾液成分による自律神経機能、主睡眠判定、最も深い眠りの睡眠の持続、記憶関連に重要と見られているデルタパワーなどで改善や増加がみられるだけでなく、体圧分散により、肩や腰部に負担が少なるなる事が、科学的にも証明されてきております。
出典:経済産業省 寝具等の睡眠最適化に係る評価⽅法の基準策定に向けた課題分析に関する調査 (西川株式会社による調査報告書)
背骨の形による6つの分類!あなたはどのタイプ?
以下に6つの分類を書きます。自分はどのタイプか思い当てはめてみてください。
- Wラインタイプ:背中・腰・お尻W字カーブが深い人
- Sラインタイプ:背中・腰・お尻ラインのW字が平均的な人
- 背出タイプ:お尻より背中が出た背中ラインのカーブの強い人
- ヒップタイプ:背中よりお尻が出たお尻ラインのカーブの強い方
- フラットタイプ:背中・腰・お尻ラインがほぼ水平な方
- 丸背タイプ:背中・腰・お尻ラインがU字カーブの方
6つの分類わけによって、オススメのマットレスを断言することはできません。ただ、Wラインタイプとヒップタイプは、体圧が分散しにくいため、柔らかめのマットレスがおすすめとなります。参考までに自分のタイプを考慮して、マットレスも選んでみて下さい。
オススメは参考程度に、自分で実際に寝るのが一番!
オススメはあくまでもオススメであり、実際にマットレスに寝てみて自分の身体にフィットするマットレスを選ぶのが、失敗しないマットレスの選び方です。この記事を参考にぜひ足を運んでみましょう。
マットレスの劣化とは?いつ買い換える?
買い替えを検討している方は、マットレスの買い換え時が良くわからないのではないでしょうか?
なんとなく昔から使っているから使い続けてたりしませんか?
マットレスは長年使い続けていると劣化していきます。劣化の程度の見方買い換え時についてみていきましょう。
マットレス劣化の指標
- マットレスがへこんでいる。
- 反発がなくなり、だらけている。
- スプリング系のバネがきしみ、弾性がなくなっている。
- 今までより寝ても疲れが取れなくなった。
- カビなどが生えてくる。
要するに、へたってきたり、不衛生に感じたりしたら買い換えるべきということです。
マットレスの買い換え時は?
- 低反発マットレス:3~5年
- 高反発マットレス、ボンネルコイル、ファイバーマットレス、ラッテクス:6~8年
- ポケットコイルマットレス:8~10年
となっており、長持ちするものもあります。では、それぞれのマットレスの種類についてみていきたいと思います。
マットレスの種類と材質
低反発マットレス:優れた体圧分散効果を生みます。身体に合ってないと寝返りが打ちづらくなるのが欠点です。
高反発マットレス:体を支えるのに優れています。表面の形が様々で体圧分散効果が高いのが特徴です。
ポケットコイルマットレス:コイル(バネ)を一つ一つ円筒系のポケット(袋)に入れそれらを並べた構造です。特徴としては、ボンネルコイルに比べて柔らかく身体にフィットします。一つ一つバラバラなので耐久性が弱いです。コイルの量が多くやや高価です。
ボンネルコイルマットレス:コイルをマットレスの全面に配置し連結したマットレスです。全てのコイルが隣り合って連結しているので、硬く布団に近い寝心地です。高密度であるため、耐久性が優れています。コイルの量が少ないので安価です。
ファイバーマットレス:繊維を集めた素材でできており、触ると少しごわごわしています。通気性もよく、洗えることから、長く清潔で保つことができます。以上のことから、アレルギーの方にもおすすめとなっております。通気性が良い分、冬場に底冷えしてしまうのが欠点ではあります。
ラテックスマットレス:ラテックス(天然ゴム)でできている ウレタンマットです。日本ではあまり馴染みがないと思います。柔らかすぎないマットレスで体圧分散をうまくしてくれます。天然のラテックスの場合、抗菌性があるため、カビが生えにくいという特徴があります。通気性があまりよくないので、暑い日に背中にムレを感じることがあるのが欠点です。
◯◯すぎるマットレスのここがダメ。
柔らかすぎるマットレス
柔らかすぎるマットレスは、体圧分散効果が低いです。つまり、身体の重い部分(骨盤、頭)が沈み込んでしまい、身体が「く」の字になってしまいます。身体が「く」の字になってしまうと寝返りが打ちづらくなります。その結果、腰を痛めてしまう可能性が出てくるのです。
硬すぎるマットレス
硬すぎるマットレスは、これも体圧が偏ってしまいます。寝た時に体を支える腰や背骨への圧力が集中し、血流の悪化や腰痛が生じる可能性があります。寝返りが打ちやすいことが硬いマットレスのメリットですが、打ちすぎるのも身体の負担になります。
以上の理由から、硬すぎたり、柔らかすぎたりするマットレスは身体に良くないことがわかります。
では、どのようなマットレスがおすすめなのでしょうか?
おすすめのマットレスの特徴や性質は?
おすすめのマットレスとしては、2つのポイントがあります。
- 体圧分散効果があるマットレス
- 寝返りしやすいマットレス
この条件を満たすマットレスが良いマットレスとして、科学的に証明されてきております。
フランスベッド 高密度スプリングマットレス
フランスベッド社の高密度連続スプリングマットレスは、この体圧分散のバランスについてきちんと考慮されたマットレスです。「表面は柔らかく中はしっかりの複数層構造」によって腰と背中をしっかり支えます。バランスの取れた硬すぎず柔らかすぎないマットレスが、快適な睡眠を約束してくれることでしょう。
東京西川 ウェーブコンフォートデラックス
スマホ世代、デスクワーク世代の肩こり、腰痛、血行障害に悩む人々の為に考案されたマットレスです。悪い姿勢による血行障害の改善を促し、体圧分散とともに、寝ている姿勢を安定化させ、腰や肩に負担がかからないような商品となっております。
アイリスオーヤマ Airyマットレス
SLEEP MADE 高反発マットレス
低反発・高反発を超えた「高弾性」を売りにした、品質の高いマットレスです。
高弾性とは、簡単にいうと低反発マットレスと高反発マットレスの良いところをかけあわせた性能を持つ、良いとこどりな性能のこと。高反発マットレスでありながら、低反発のような肌ざわりを持つマットレスといえます。厚さも4cmと薄型で軽いので、収納や洗濯も楽にできます。
また、床に直接敷いても、今あるマットレスの上に置いても使えるので、どんな環境においてもすぐに使うことができる手軽さも売りの一つです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
各マットレスの特徴を把握し、自分にあったマットレスを探し、快適な睡眠が取れるようにしてきましょう!
記事が参考になれば幸いです。
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