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座りっぱなしのデスクワークでいつの間にかお腹がぽっこりし出した・・・。気になっているけど、日々の生活で精一杯。
自宅に帰ったら家事もしなくちゃ、それにお家ではゆっくりしたい。そんな時間も中々とれない、という方はたくさんいるかと思います。
何か他の事をしながらダイエット、そんな事が出来たら良いのにと思った事はありませんか?
そんな悩みを抱えている方達に、今回は座りながらも出来るダイエット方法を紹介したいと思います。
座っている状態ならいつでもどこでも出来るので、通勤中やオフィスでコッソリ取り入れるもよし。自宅でテレビを見ている最中でも、どこでも出来ます。
ながら、ダイエットを自分習慣に取り入れて、気がついた時には、ぽっこりお腹からぺったんこお腹になりましょう!
一番簡単なのにとっても大事!まずは呼吸法と姿勢を正すだけでダイエット!!
日々の生活に追われていても座っている時間、というものは必ずあるはずです。決して座りながらキツいワークアウトや運動をする必要はありません。では、最初にオススメするのは何か?
普段座っている時の呼吸と姿勢を正すだけ。それだけ?
と思うでしょうが、一番大事で一番簡単です。では、どうすればいいか説明していきましょう。
まずは腹式呼吸でお腹に引き締め効果
深く腹式呼吸をするだけで、お腹まわりの数あるインナーマッスルを鍛える事が出来ます。
息を吸う時には肩や背中、首にかけての僧帽筋。姿勢を維持するのに大変重要な脊柱起立筋。息を吐く時は、お腹周りの腹斜筋や腹横筋。
お腹周りの筋肉と姿勢を維持する筋肉が鍛えられることで、お腹の引き締め効果が期待出来るのです。
更にもうひとつ腹式呼吸で得られる効果があります。それは体の中に新鮮な空気を多く取り込めるという事。血行促進、新陳代謝の活発化、筋力アップに脂肪燃焼へと繋がるのです。
そんな簡単ですが大事な腹式呼吸のやり方から説明していきましょう。
- 椅子に座り、背筋を伸ばします。
- あごを引き、お腹を膨らませながら、ゆっくりと5~6秒かけて鼻で息を吸います。
- 口をとがらせ、ゆっくりと12秒くらいかけて口で息を吐ききります。
- 1分ほど繰り返します。
これだけです。腹式呼吸に慣れていない方はお腹に手を当ててやってみましょう。おへその5cm下にある丹田に両手を当てながらすれば、わかりやすいですよ。
それだけでいいの?と思った方もいるかと思います。こんな簡単なことでいいのです。何故ならお腹周りの筋肉は、意識的に動かしやすい筋肉のひとつだから。
腹式呼吸だけでも習慣にしてしまえば、じわじわと引き締め効果が期待出来ます。
また座っている以外の時間や歩いている時にも腹式呼吸を意識して生活してみてはいかがでしょうか?
無意識に腹式呼吸が出来る様になった頃には、お腹周りが以前よりスッキリしていますよ。
正しい姿勢で座りましょう
腹式呼吸のやり方が分かったなら次のステップへいきましょう。こちらも簡単。普段の座っている時の姿勢を見直し、正しく座るだけ。正しい姿勢を保つことで多くの筋肉を使用します。ぽっこりお腹の原因になる腹筋や腸腰筋、脊柱起立筋。背中を綺麗に見せる背筋も鍛える事が出来るのです。
他にもメリットは沢山あります。
1.先述した部位を始め、インナーマッスルや多くの筋肉を鍛えることができる。
2.骨盤や内臓の位置を正しく保てる。
3.基礎代謝がアップする。
4.血行やリンパの流れが良くなる。
簡単にいえば脂肪が燃焼しやすくなり、健康的な痩せ体質になることが出来ます。また先述した腹式呼吸と合わせれば、更なる効果が期待出来ますよ。
ではこちらも早速はじめていきましょう。
- まず椅子に深く腰掛け、座面に座骨が左右均等にあたるように座る。
- 身体を上にまっすぐ上に引き上げるようにして、骨盤をたてる。
- 骨盤の上へまっすぐ上体がのるようにする。
- ひざと肩は水平に正面をむき、90度の角度を保つ。
- 上半身、下半身ともに重心が傾かないように注意する。
こちらにもポイントがいくつかあります。
まずは2の引き上げ方。簡単でオススメなのは伸びをする時のように、両腕を天に突き上げましょう。限界まで伸ばしきったあと一気にだらん、と力を抜けば自然と上体の姿勢は良くなります。
伸びで気分もスッキリしますし、座っている時だけではなく場所も選びません。
立っている時でもいつでもどこでも猫背になっているかな、姿勢が悪いかなと思った瞬間、簡単に上体を正す事ができますよ。
また椅子での姿勢に重要なのが「骨盤を立てる」ということ。パッと聞いただけではよく分かりませんよね。とても重要なポイントですのでこちらも紹介していきましょう。
骨盤を立てるとは簡単にいえば骨盤が正しい位置にあるということです。それがひいては今回のメイン、姿勢を正すことになります。
では骨盤の正しい位置とはどのような事をいうのか。
肩や膝の位置が左右水平になっている。
前も後ろにも傾いていない、腰骨と恥骨のラインがまっすぐな状態のとき。
このふたつが出来ているとき、骨盤もまっすぐ立っているといえます。
これが出来ていないと疲れやすくなり、腰痛、肩こりの原因、骨盤や背骨の歪み。そして太りやすい下半身太りを引き起こしてしまう可能性もあるので注意しましょう。
椅子に座ったままコッソリ筋トレ!まるで腹筋のような効果あり!!
基本の呼吸法と正しい座り方を覚えたら、次はちょっとしたエクササイズと筋トレを取り入れてみましょう。どれもとっても簡単ですぐ出来るものばかりです。
気が向いた時にこっそりするだけで、さらにぽっこりお腹が解消できますよ。
座ったままで簡単に筋トレできる方法
どちらの効果も同じくウエストダイエットです。両方ともコツや注意点がありますので、まずは紹介してから後述します。
- 椅子に座ります。
- 腹筋を使って右足を軽く上げて、そのまま30秒キープします。
- 同様に左足も行ってください。
- 慣れてきたら両足をいっぺんに上げて、同じ事をしましょう。
まとめ
座る姿勢から、座ったままで出来る簡単な筋トレやエクササイズまで紹介させて頂きましたが、いかがだったでしょうか?
どれも簡単なものばかりです。
「忙しくてダイエットする時間も元気もない」
そんなあなたでも日頃の生活にちょっとプラスして習慣に取り入れるだけで、ぽっこりお腹が解消出来ますよ。まずは呼吸法から始めて、ぽっこりお腹とサヨナラするのです。
是非読んだら始めてみましょう!!
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