タピオカは健康に良いのか??タピオカの成分、栄養について

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

タピオカブーム!!

今までは、健康志向の高まりから、健康茶やヘルシー和食がブームであったが、ダイエット、健康食材とは、ほぼ無関係のタピオカが、今、若い女性たちの間で現在ブームとなっている。

タピオカは、小さなわらび餅を噛むような、やわらかくて歯ごたえのある食感。「黒いパール」とも呼ばれるほどの美しいビジュアル。流行りのインスタ映えにも良し!女性たちの間で大人気のタピオカだが、その正体は、栄養素らしい栄養素は、ほとんど何もない「糖質の塊」。王道のタピオカミルクティーともなれば、さらに甘味や黒糖などが付け足されるため、飲みすぎるとあっという間に太ってしまう可能性がある。

そもそもタピオカとは??

タピオカとは、キャッサバという芋の根茎から製造するでんぷんのこと。これを水で溶いて加熱し、粒状に加工すると「タピオカパール」と呼ばれるものになります。

通常、煮戻したタピオカは透明~半透明ですが、タピオカティーに入っているタピオカの多くは黒色。これはカラメルなどで着色しており、黒のほかにも色とりどりのタピオカも販売されています。

タピオカの原料であるキャッサバは地域によってはメジャーな食べ物で、ブラジルやナイジェリア、東南アジアの国々では主食としている地域もあるほど。
キャッサバは初期コストがかからず、さらには日光を好み、乾燥に強いという特性をもっているため、比較的簡単に栽培ができる食物です。

芋から作られるタピオカなので、主成分はもちろん炭水化物。

 

 

「タピオカの成分まとめ」

◆生の状態では有毒な成分が含まれている

生のキャッサバには皮の部分と芯の部分にシアン化合物(青酸配糖体)のリナマリン(linamarin) とロトストラリン(lotaustralin)が含まれているので、この部分を取り除いて加熱調理した上で食べるようにします。日本では生の状態での輸入が禁止されています。

◆ビタミンCが含まれている

キャッサバに含まれるビタミンCは、ジャガイモと同じようにでんぷんに守られて加熱しても壊れにくいようです。ビタミンCの働きは風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があります。

◆高カロリー、糖質も高い

タピオカパールは糖質も高く、それなりに高カロリー!!タピオカミルクティーで約100Kcalで、糖質も30gほど。ごはん一杯分に近いカロリーと糖質を得ることになります!タンパク質も少なく、栄養はあまり期待できません。ただ、もちもちした食感がやみつきになる人も多いのが現実!

タピオカパールをトッピングする際は、ドリンクでカロリーを調整するようにしましょう!